今の時期はぎっくり腰が起こりやすいです。

1. 朝方はかなりの冷え込みでぎっくり腰に陥る方がとても増えております。当院でもぎっくり腰の来院人数が普段の人数のおよそ3倍ほどに増えていてスタッフ含めぎっくり腰にならぬよう気を引き締めて日常生活を過ごしています。

急激な痛みが出現する腰痛をよくぎっくり腰と言いますが、ぎっくり腰の正式名称は急性腰痛と言います。関節、筋肉、筋膜の損傷により突然疼きの痛みが出現する症状のことを指します。原因は起床時など体が硬い時に筋肉に大きな収縮が起きた際や、重量物などを持ち上げた際、日々の体の負担が限界に来た時や、ストレスが原因になることもあります。ぎっくり腰の原因はその人の仕事柄や日常生活の姿勢など多岐に渡ります。

ぎっくり腰は予防がとても重要になります。ぎっくり腰になってしまうと短期間で元の腰に戻ることは困難となるからです。予防法としては

①特に起床時など体の硬い状態で急な動きをしない

②季節問わず湯舟などを利用して体を冷やさない状態を作る

③重量物を持ち上げる際は腰で持ち上げるのではなく足を使って持ち上げる

④ぎっくり腰までいかなくても腰に痛みや違和感がある時は無理はしない

⑤定期的な運動を行う

上記が達成できればぎっくり腰になる可能性はかなり低下するのではないでしょうか。またぎっくり腰は一度やってしまうと再び引き起こしやすくなるとも言われています。予め予防をして日頃の生活に支障が出ないよう対策していきましょう。